「そうなんだ。なんかいいわね。私は好きだよ、月と桜」 「俺もですよ。とくに月が好きです」 鋼はどこか悲しそうに月を見上げた 鋼の横顔は、今まで見た中で一番悲しそうな顔をしていた 「鋼」 「……どうしましたか?」