歌に愛された王子様

学生証を拾ってくれた彼は不思議そうにキョロキョロしている。



あっ!
ちゃんと受け取らないと。



「あっ。その学生証、私のです。」

「はい。どうぞ。奏ちゃん。」

と言って優しく手渡して去って行った。

お礼言えなかったなぁ。

まぁいっか!そのうち会えるでしょ。

それよりなんで私の名前知ってたんだろ。
私の見た限りでは学生証の中身見てなかったのに…