「文系の選択どーした~?」
「とらあえず、ベタなのを…。」
「涼らしいね!」

わたし、河村涼は、見事私立の松下女子学園に合格して、毎日を頑張ってる。

1日1日を必死に過ごしてたら、いつの間にか夏目前。

文理選択の時期になりました。

癒音は立川商業に行ってて、よくメールしてる。

でも…他の中学の友達とは全く。

大好きだった遊舞くんは、幸と同じ高校受かって、まだまだアタック中らしい。

…メールなんてしてないや。