ママはメンソールの煙草をふかしながら 遠くを見つめて、 深く、 深く うなずいた。 ママは 頭のいい人だ。 何も言わず、聞かず、 明日からくるようにとだけいった。 あたしの 夜の世界のはじまりは そんな感じだった。