実の声が ドームの中で響く。 「嫉妬?」 なんで?とあたしが尋ねると 実は無邪気な笑みを浮かべる。 「だって 本当に楽しそうに 絵を描いてたんだよ。 苦しくて辛くて それでも走ってる僕が なんだか馬鹿みたいだなって思ったよ」 「でも、、 あたしには実みたいな才能ない」 事故にあう前は単純に絵を描くのが好きだった。 ただ絵を描いていれば幸せだった。