「君がね、あの日空を舞うのをみたんだ。やーきれーに自転車ごと一回転してたね~。 まあその間に僕は車の下敷きになって両腕が壊死して、両足が麻痺したんだけど、まあそういうこともあるよね」 さらっと衝撃的なことを言われて、あたしは固まってしまった。 こういうとき、なんていえばいいのかしら。 あたしは悩んだあげく、ひざ枕されたまま彼を見上げた。 「お悔やみ申し上げます?」