『だから…イヤなの!!』 もちろん俺は… 「…は?…」 …と返してしまった。 『病院嫌いなの!!』 下を向いて恥ずかしそうにする榎南。 言い聞かせても更に行かないと言い切る榎南に… 「あのなー。その状況じゃ…」 どう考えても辛いだろ。 でも…やっぱり。 「悪いが。連れていく。」 そう伝えるとなんで!?…っていうような表情に笑いそうになってるのをこらえ、榎南に掛かっている布団を剥ぎ取る。 榎南は、風邪のせいで力の無い手で必死に布団を掴んでいる。