榎南が崩れ落ちるように倒れていくのを見て俺は急いで榎南に手を伸ばした。 「…ぁ…ぶねぇ…」 なんとかギリギリで榎南を支える。 しかし、支える榎南の身体はとても熱く、苦しそうだった。 周りを見回すと、どうした…どうした…と通る人の視線が俺らに突き刺さる。 でも俺はそんな視線を気にする事無く、榎南に呼びかける。 「榎南!!聞こえるか⁉」 呼びかけても返事が無い。