「榎南!!榎南!!」 『やっ!!やだっ…』 涙が止まる事無く抱きしめられた腕を離して欲しくて私は暴れる。 「榎南!目ぇ覚ませって!!」 『……はぁっはぁっ…』 抵抗を止めると段々と荒れてくる私の呼吸。 「榎南!!」 目を覚ました私は目の前に翔がいるのが分かるけど涙でボヤけた視界。 『…っはっ…はっ…』 上手く息が出来ない。 「過呼吸か!?ちょっと待ってろ!!」 翔が急いで紙袋を持ってくる。