まさか病人を襲ったりなんかしないよね? そう思いながら私はベッドに横になった。 「何か欲しいものある?」 今欲しいもの...。 『水...』 朝から何も飲んで無いし、誰かさんのせいで声がカラカラだし。 「分かった。ついでに薬も持ってくるから。」 私がそんな事思ってるなんて知らずに翔は寝室を出ていった。 しばらくすると両手に水と薬を持ってまたベッドの縁に座った。 「はい。」 う゛...薬...