あれから私は何の変わりの無い毎日を送っていた。 翔にアドレスを知られてしまったのに連絡は無い。 正直ほっとしている。 「...なん...!!」 「...榎南...!!」 『あ、ごめん』 最近疲れてるのかな... 頭がぼーっとする...。 友達が話す言葉がただ流れていく。 クラスを眺めるとみんなが普段通りグループでまとまっていた。