でもこの感情は自分でも分からない。 ただ榎南の心を救ってあげたいだけなのか... 榎南の事が好きなのか... 「あ~!!もう!!」 バッ!! 自分の大声に周りにいる人から痛い程の視線が集まる。 「す、すみません...」 俺は下を向きながら軽く頭を掻く。 自分で自分がわからねえ。 今頃、榎南は何やってんのかな...。 そんな事考えながら俺は仕方なく仕事をやり始めた。