私は黙ってそのおにぎりを受け取った。 「このおにぎり美味いよな」 独り言を言いながら食べるこの男を私はチラッと見てみる。 ってこの人スーツ着てるし仕事行くんじゃ無かったの? 『会社行くんじゃないの?』 そう言うと、ああ、と言うばかりに。 「仕事は午後からだけど早めに行こうと思っただけだから心配しなくて大丈夫」 そのまま私の元に来て突然私の頭を撫でた。 『...!?ちょっ!!』