でも、友達という事は間違ってないし、私はそう答えて頷いた。






ワンワン!!





その声がする方を見れば、最近はあまり構ってあげられなかったジャム。







『おいで』





私が手を伸ばすと駆け寄ってくるから私は持ち上げて抱っこしてあげる。






『相変わらずふわふわ…』





そっと撫でてあげると後ろから翔の声が聞こえた。






「腕大丈夫か?」




『へーき』






こんなに心配してくれている人が傍にいるのに私、何やってるんだろ…







『…ごめんね』




「…ん?何か今言ったか?」




『何でも無い』





それだけを呟いて私はそのままソファーで寝てしまった。