『帝くんありがとう』 店を出て、歩きながらお礼を言う。 私の右手には、さっきお店で買ってもらった服が入った紙袋。 「どういたしまして?」 相変わらずニコニコしている帝くん。 よく見ると道行く女の子の視線が帝くんの事を見ていて、思わずモテるんだと実感してしまう。 なんか帝くんの隣にいるのが私で申し訳ない気持ちになってくる。 『帝くんってモテるでしょ?』 「え?」 キョトンとした顔をして私の事を見た。 「あはっ、そんな事無いから」 今度は笑い始める始末。 そんな事あると思うけど…