よっぽど嬉しいのかしっぽを振って翔の上に座る姿があまりに可愛くて私は笑ってしまった。 『この子がジャムなの?』 私は席を立って翔がいるほうに行く。 「ああ。まだ生まれてそんな立って無いんだ。」 翔の腕で気持ち良さそうに目を細めてるジャムに私もそっと触れる。 『かわいー。ふわふわ』 綿菓子のように柔らかな毛が私の手を包む。 「こないだまで実家にいたんだけど、最近戻って来たんだ。って榎南は犬好きなの?」 『動物で一番犬が好き』 すると、翔がジャムを持ち上げて私に預けてきた。