…*** チュンチュン… 『ん…?』 小鳥の鳴く声に私は目を覚ます。 けれど、身体がダルくてまた目を閉じる。 ボーッとする頭でなんとなく近くにあったものを掴んだ。 その感触は… まるで人の温もりのようで… え…? 温もり…⁉ 私は寝起きにも関わらず勢いよく飛び起きた。 私が掴んだのって…