だが、昼休みはいつも通り…普通ではなかった。
”元女好き”な俺は女子たちに囲まれていた。

なぜかって?もちろん朝の光景のことしかない…
はぁ…せっかく可愛い可愛い亜樹が見れて上機嫌なのにさ~…
テンション下がる…

ケバイ女は興味ねぇしな~…
俺は明らか嫌がっている態度なのに女どもは質問をやめてくれない…
なんだよ?!うざいな…


チラッと亜樹のほうをみたが…頭に”?”浮いてる気がする…
勘違いされたら困る!!

それで、大きなため息をつくと。。
このお前まで一番話していたギャル系の女に話しかけられた、

”輝也って…橋本さんのこと好きなの?”

って…俺はもちろん『好き、大好き』と言った。迷わず、堂々と…
それで、大体の女は帰ってくれて、ギャル系の奴はもういない…

それに…亜樹もいない…
俺はその時何も感じなかった。





優希たちに言われるまで…俺がしでかしたことはとても、広がっていたことを…
亜樹が…あんな形で思い出すことを…