浮気性彼氏と心配性彼女【完】



そのせいか亜樹めっちゃおどおどして下見てるし…
今にも転びそう…

まぁ、見られてるのは少なくともっつか俺のせいか…
俺が女好きで…彼女と別れて、彼女記憶なくし…また?今日が初めて学校一緒にいくし…



うん、目立つな。


そんなことを一人で思っていると隣で亜樹が…
”キャッ”といい転んだ。
思った通りに転んだため俺は素早く亜樹の体を支えてやると…

周りからはすごい叫びが聞こえた気がする…
まぁ、亜樹に怪我なければどーでもいいこと。


ふと亜樹を観ると、顔を真っ赤にして小さく”ありがと”と言われた気がした。





…かわいすぎなんですけど?こっちまで赤くなり口を手でふさぐ…
やっべ~ニヤニヤとまらねぇ…俺こんなに亜樹にはまってた…