「よっ!亜樹!」

「おはよ~小林君!…呼び捨て?」


鈍いせいか、呼び捨てだった事を気付いたのは遅かった。

「いいじゃん?俺の事も呼び捨てでいいから”俊”[シュン]って呼んでね!」


またお得意の可愛い笑顔で自分の席に行ってしまった…小林君じゃなくて俊…
なんか意外と普通だったな…


「ちょっと…いい感じじゃん?なんだよ…うちの存在わすれやがって…」

少しスネた様に優希が言ってきた。



「忘れてないよ~ってか優希可愛い♪」

「は…?///」


顔を真っ赤にして前を向いた優希…さらに可愛いですっ!
こんな朝を過ごして、チャイムがなった。


なったと同時に珍しく輝也からメールが来た。


送信者:輝也

件名:
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俺と別れて

  -END-
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