それからの帰り 優也先輩とは地元も一緒で 親同士も仲が良かったので 一緒に帰ることになった 車の中で親と優也先輩との 会話が弾む中私は眠たかったので うとうとしていたら いきなり優也先輩に声をかけられた 「そうだ葵ちゃん 章巧が葵ちゃんのアドレス 教えてほしいって言ってんだけど いいかな?」 正直しゃべったのは今回が 初めてだったし そんなに話もせずに終わったのに なんでだろう と思いながらも 「いいですよ〜!」 と言ってしまった