「ん?早崎、どうした?」 「え?あ、なんでもないです。」 作り笑いを浮かべていかにも話を続けて下さいと言うようにせっする。 でも、私の土砂降りの心のなかでは… *葵羽心境* ありえないっつぅーの!! 幕末?そんなの西郷なんちゃらと坂本りゅうま だか何だかを知ってりゃいいじゃん!!! なんで先生試験に出ない『新選組』の話してんのよ!? 意味わからないし… てか、時間余ったからって… なら自主にしろよ!! てな感じでイライラという雪も積もっていた。