新選組は恋の香り―前編―


シーンとなった空気に
沖田さんが茶化すように言う。


「そ、総司!?お前っ!?」


慌てる、平助君。


「だって、そうですよね?嘘は、ついちゃいけないんですし…
嫉妬は嫉妬でしかないですしねっ?」

「総司の言っていることは、一理あるな。」

「だなっ!!ん?なんで、嫉妬なんかしてんだよ、平助。」

「新八、お前は黙ってろよ。」



沖田さん、斎藤さん、永倉さん、原田さんが一斉に話し出した。
平助君を囲むようにして。