神様,仕事をして下さい。




「曾祖母ちゃま…あぁ、さぞかし大変だったのでしょうね…」


………この神の世話。


「あ、そうだ!榊様っ!恋紡ぎしていただけますか?」

『恋紡ぎか?弥生、主のかのぅ?』

―――違いますぅ!
私は、恋をしたことないなんて口走らない方がよさそう。


これでも、恋紡ぎの神様の依り代だからね。


『無理になったのではないか、だだ皐月の末裔なだけでのぅ…』

「―――あ―!心読みましたねぇ?!榊様!」


『恋をしたことないとは、寂しい奴よのぅ?』


「むっ!いいじゃないですか!私は、自分で恋を紡ぐんです!紡いでもらっても、いいですけど…榊様の力使ってまで…したくないんです。」


―――言葉、分かりにくいかな…?
榊様の力をあまり、使いたくない。神様、神様って神様頼りは嫌だから。