「榊様、どれにします?」 え…と、跳び蹴り? それとも、跳び蹴り&跳び蹴り? と訪ねてくる。 榊は思った。全部、跳び蹴りじゃん? 『痛いっ!』 答えてもいないのに、衝撃が走る。 「跳び蹴り&跳び蹴り&跳び蹴り!」 また榊へと走って行く弥生。 そして、榊は思った。 弥生って、寝起き悪い。