「榊様っ!またゲームをして!」
「余だって、遊びたい年頃なのだ」
見ため美しい整った顔。故に、美しさがオーラとなっている。
だがこれに騙されてはいけないのだ。
「遊びたい年頃?!アンタ神様じゃんか!ってか何歳なんですか!?」
「幾年もこの地を見てきたなぁ~」
神様のくせに。仕事をしないなんて。世の中終わりだよ。
就職難は、コイツのせいだよきっと。まぁ、関係ないけれど。
そんなコト考えてる暇はない!今、目の前にはゲームに熱中する神様。
「はぁ―…」
なんなんだ、この神様は…!
ていうか、本当に神様なの~?!
「もう、榊様!仕事してください~」