今まで見たことない。
触れれる者を。
『弥生、主はこの五寸釘をどうする気なのだ!』
「え?刺さってた!」
『どこにだ?』
「御神木!本当、罰当たりな!」
主もよっぽどの罰当たりだがな。
それにしても、丑の刻参りか…
―――――気づかんかった!
「おめぇが怠けてるからだ!」
え?何?弥生は、神様の心読めちゃうの?
「読んでねぇよ!アンタ、口に出しちゃってるよ!なんか、口調も変わっちゃってるよ!」
『ふむ。間違ったのだ。』
「で、どうする?」
ヒュン!
パサッ!
え?なんか、投げたよね?弥生、投げたよね?なんか、パサッっていったよね?
チラリ。壁にぶち当たり落ちちゃった…
『藁人形ぅぅぅ!』
「当たり前。五寸釘とセットじゃん?藁人形ってさ!てか、主役藁人形じゃない?」
あぁ、そうだった。


