-雄二side-



「ちょっと喉乾いたから、飲み物買ってくるけど、なんか飲む?」


「じゃあ、オレンジジュースお願いしていい??」


「了解。すぐだから、そこで待ってて」


水樹ちゃんは、笑顔で頷くと近くにあった段差に座り、俺に手を振った


俺は急いで、飲み物売り場の列に並び順番を待った




あ...


めちゃくちゃはしゃいでる那美の姿が俺の目に入った


近くに来た魚をガラスすれすれまで顔を近づけ、目で追っている


すんげー、餓鬼くさ...


でも、きっと目が離せないでいるのは


俺が那美を好きな証拠ろうなぁ...