「只今戻りましたー」
松村さん重い…筋肉質だから、硬いし、痛い…
「くらぁあ!お前らいつまでかかってんだよ!第一、松村ぁぁあ!こんなことでへばるなんてお前それでもデカかぁあ!」
あぁ、今日はご機嫌斜めだなぁ、いや、いつもと変わらないか。
このいかにもご立腹なのは、高田部長。いつもこの調子。神経質で、短気だ。
「へばってなんかいませんよ。酔っただけで…うっ…」
そのまま松村さんはトイレに駆け込んだ。それを笑顔で見送る近藤さん。
「で、お前は誰だぁああ」
びしぃと近藤さんを指差す。近藤さんはまた自己紹介をして、高田部長に近づき
「なんかついてますよ」
といって、高田部長のカツラをスポッと取ってしまった。そこにいた十数人の刑事が一斉に凍りついた。なんてことをするんだ!神経質な部長のカツラを取るなんて!
部長はぶちギレて、なんか言おうとしてると、カツラを振り回して遊んでいる近藤さんは、開いた窓を見つけ、
「といやぁ!」
思い切り振りかぶってカツラを窓へ投げた。それはキレイに外へと落ちていった。
「近藤ぉぉおおお!」
ぶちギレたうえにおかしくなりかけている部長の前に
「なーんちゃって、刑事ジョーク」
さっき投げたはずのカツラを部長の頭に乗せた。それはもう無造作に。それより、さっき確かにカツラ投げたよね?え?どういうこと?手品かなんかですか?
そんな中、怒りの頂点に達した部長は急展開にびっくりしすぎて腰を抜かした。
「さーて、次は何をしようかな」
そういって近藤さんは、いろいろと探検しだし、廊下へ出ていってしまった。まぁ、気にしなくても大丈夫でしょう。書類まとめないと。そういって席について書類をまとめる。そんな時廊下からは
「ぎゃっ」
「あははは」
「うわっ」
「あははは」
…どうにかならないのか?あの人


