愛のない世界なんてない

「あーはいはいすいませんね」
棒読みにしてやった。
「牛乳、飲む?」
圭が牛乳を差し出してきた。
「嫌いって言ったでしょ!?」
「牛乳食べ物じゃないもん」
「飲み物で嫌いなの!」
「じゃあそう言ってよー」
「分かるでしょ!」
私はさっきから怒声をあげる。
「もう五分経ってる。電話掛けるね」
「うん」
私は圭のほうを向いて圭の姿を見る。
プルルルル プルルルル………………








保護者会に来た一君。
話し合い中。
「あ、電話だ……携帯携帯………どこやったけ……」