よくよく苺ちゃんを見ると、整った顔立ちの童顔。 短い黒髪。 小学生の割には制服。 もしかしてお嬢様? 「どう?」 「現代が見たい」 「明日ね」 「……………それよりか写メ持ってるんだ………」 「芽依ちゃんがくれたからね」 はは、と苦笑いする圭。 「はぁ………苦笑」 私は暇で椅子に座る。 「なんか面白い事ないかなぁ」 私はおもむろに俯く。