例え、俺が亡くなったとする。そうしたらさ迷うのだろうか。もし、霊になっても自分で片付けられるのだろうか……。


「おい、新風」

「あ? って! 何で勝手に!」

「そうは言ってられんぞ。貴様の仕事はた~っぷりと新風父さんが残してしまった」

「はぁあ? どういう事だよ?」



 俺はまだまだ霊に振り回されて生きていく様だ。妖と2人、いや、1人と1匹二人三脚でやりこなして行く。勿論、霊の相談所は継がない。大切な女性を見付けてから、夢に走って行くよ。



 妖、宜しくな!



2011.10.01. 土 完全完成