何かを隠す為に亡くなった霊だった。何かを守る為に、何かを自分のモノにする男性の霊。もしかすると、浅田に似てる女性を愛したのかもしれない……。


「とにかく俺はごめんだ」

「そうか、分かったよ」

「俺は指一本触れんぞ!」


 よし、今回は霊の事はなくなったな。

 今回は過去の話になる。