「最初だれが歌う?」
「じゃぁ桜がいきます」
「よし」
友達の歌とか歌ってると
ほんまに共感できる
最後の方もりあがって
急に愛守花がマイクで言いだした
「この1年間ありがとう
あと数えるぐらいしかないけど
のこりの日々たのしもう
みんなと友達になれてよかった
ほんまにありがとう大好き」
ただでさえマイクで声が大きくなってるのに
大声で言うから耳が痛い
「声おっきいって~」
「ほんまそれ耳痛い―」
「だって~(笑)」
愛守花らしい
そしたら急に泉美まで
「うちもみんな大好き
うちが病んだときも
自分のことみたいに心配してくれて
最初は馴染まれへんかったけど
みんなの優しさとか笑顔みてると
もっと深い仲になりたいって思えた
ありがとう」
もう感動するやんか、
泉美は最初馴染めんと他のクラスにずっと行ってた
私たちのこと嫌いなんかな?って思ってたけど
ちょっと人見知りなだけで
気付けば1番の相談相手になってた
「感動させんとってよ
うちのほうがみんなのこと好きやで
彼氏とケンカしたときも
みんなの笑顔みてたら癒された
そしたら謝ろうって気持ちになぜかなれた
そのおかげでもうすぐ1年突破
ありがとう大好き」
桜まで言いだした
桜は彼氏1番って言ってたのに
私たちのこと彼氏以上に大切にしてくれてた気がする
彼氏と会ってても私が悩んでたら
すぐ飛んできてくれる
申し訳ないぐらい優しい
みんなが私を見てる
じゃぁ次は私か
「この1年間いろんなことがあった
みんなのこと深く知れた
どんだけ悲しくても
みんなと並んでアホらしい会話してるだけで
自然と心から笑える、勇気がもらえた
優烏とのことで泣いた時も
優しく声かけてくれた
このクラスが終わるからって
この仲が終わるわけじゃないよな?
ずっとずっと親友やんな?
ありがとう、もう大好きすぎる」
自然と涙がでてきた
カラオケのはずが・・・(笑)
いつのまにか・・・
