お嬢様は家出少女





「きゃあー! 超きれーい!」


本屋に着くなり、理沙が騒ぐ。



まあ、その気持ちはわからなくはない。


実際、わたしも同じ気持ち。

心の中で、わたしが騒いで走っている。



「わたし、雑誌見てくる!」


そう言うと、理沙は走って雑誌コーナーに向かった。



取り残された3人。


…といっても、わたしは行きたい所がある。


「じゃあ、俺はあの有名な本を探す」


そう言って、中井が去った。


「あー、あれ。俺も一緒に行く」


その後を追いかける松崎。



そしてわたしは。


もちろん、ケータイ小説!


どこにあるかな。

ケータイ小説の売り場。




探し始めて1分。


売り場を見つけたわたし。




20分後に理沙が来るまで、ケータイ小説をじっくりと見ていた。