「総司は外で待ってろ。俺一人で十分だ。」
「えー。いーじゃないですか。僕は暇なんです。それに土方さん。あの人を嘗めすぎちゃいませんか?」
「…なにが言いたい。」
「おお。コワイ顔。まあ逆に殺られないように気を付けてくださいってことですよ。」
言葉とは裏腹にニコニコしながら、「では、僕はここに座ろうかな。」。まるでこの場を楽しんでいるかのように渚の隣に座った。
「私は丸腰。そこまで用心されてもなぁ。」
「まあいいじゃないですか。さあ土方さんも座って。座って。」
「いつまで待たせんだ。早く座れよ」
毒舌が二人になると恐ろしい。土方の眉間に皺がより、額に青筋が。
「誰に向かってくちきいてんだ!」
予想通りの反応に渚はしてやったりと内心微笑んだ。



