キレイをつくる保健室

こんなんで、落ちるの、汚れ。洗った気がしないな。

タオルもゴシゴシ顔に押しつけて、ゆり先生に怒られる。

「あなたね…学習しなさいよ」

スミマセン…。あれ?

あたしの肌、さわり心地がツルツル。


「ほら、肌が喜んでるわ」
「ハイ…」

びっくりした…。


鏡を真面目にながめていると、後ろから急に目隠しをされた。

「きゃっ…なに!」


「僕だよ、ナミ」

目隠しされたまま、耳元でささやいてくるのは。

「お肌ツルツルだね」

もう!