ゆり先生の視線の先には倒れた下川くん。 あたしは、こっちだってば!!! 「ナミ……」 「ハイ、ゆり先生、こっちにいます」 下川くんの陰から、あたし、小さく手を振った。 「気を失ったのは、……下川くん?」 「ハイ」 「良かった……」 良くはないですけどね。