学園の生徒たちは、校庭に集められて、点呼を受けている。 あたしは下川くんを気にしながら、ふと、ゆり先生が心配になってきた。 ゆり先生……。 ちゃんと、逃げたよね? 煙の中で、息苦しくて倒れたり、してないよね? 校舎の方を気にするあたしの目に飛び込んできたのは、2人の姿。 ゆり先生を押し出すように校庭へと、うながすヒロ。 そして、ヒロを気にしながら校庭へと走ってくる、ゆり先生。 ああ。 そうなんだ……。 ふたり一緒だったんだ……。