バタバタと走ってくる生徒たちや先生たちの中に、あたしの求める姿があった。 「塚田」 思わず呼び捨て。塚田がしっかりと抱えているのは。 あたしはその場に座り込んだ。 ヤダ……。 どうして? あたし、まだ少しもあなたのこと知らないのに。 ナミ。 ……ナミ! 目を覚まして、ナミ!!!