それ、ください




なんだか今は、ムカついた。





なんだか今は、悲しかった。







視線は光へと向けられなくて、地面を向いていたし。







聞こえたかどうかは、正直微妙なところ。







「あぁ、知らない」





あたしの言葉は、どうやら届いていたらしい。







返ってきた声に顔をあげた。








「だったら、何で…」






「…アンタ、俺に似てんだもん」