それ、ください




重い体を起して、カーテンを閉める。




なんとなく、窓は開けておいた。






さっき見た夢のせいで、気分は最悪で。






吐き気すら覚えるほどだった。







玄関のカギをかけて、そのままお風呂場へと歩いた。






雑に服を脱ぎ捨てて、熱めのお湯を頭から浴びる。





髪を伝って、体を伝って、水滴が地面へと流れ落ちる。






こんな風に、全部流せればいいのに。






過去も、感情も、何もかも。






本気でそう思った。