それ、ください




「高二。」



それだけ答えた。



「そっか。」



美海もそれだけだった。






残るは金髪のみになって、




「ちょっと、名前くらい言いなさいよっ」




とか杏華に急かされて、面倒そうにやっと答えた口から出たのは




「…高1。光(ヒカル)。」




その一言だった。



年下ということに、少し不思議な感じがした。




年齢なんて、どうでもいいけどさ…。






全員の名前を教えられて、何となく覚え始めた矢先だった。






「今日、家来れば?」





そう言いだしたのは、美海だった。