おれを「幸せ」にも「不幸」にもする女は、きっとおまえだけなんだろうな。 彼女には悪いけど、おれは結婚する気はない。神に誓えるのはあいつだけだから。 あいつが誰かのものと考えると吐き気がするが、それでも、おれのことを少しでも思ってくれているなら、おれは我慢出来る。 なぁ、あの時のこと、覚えているか?