「頑張って。」

 単純で適当っぽい言葉。でも、おれはこれに救われた。

 きつくて、足掻いて、どうしようもない時に、おまえを思い出し、なんとなくメールした。

 彼女じゃなくて、おまえが真っ先に出てきたのは、やっぱりおまえのことが、ずっと頭の片隅にあるからなんだろうな。

 おれのこと、1番理解しているのは、おまえなのかもな。