運命のはじまり


その日は
新谷とさりなの噂で持ちきりだった

「さすがにきついなぁ・・・」

私はふとつぶやいてしまった


ガシっ!

「うわ!」

「屋上。来て」

一瞬の事でよく分からなかった

誰に言われたのかも

ただひとつ分かったこと

それは

匂い。

シャンプーの匂いなのか何なのかは分からない

でも
すごくいい匂いがした

とりあえず行くしかない

今は放課後

教室にはちらほらと人がいるが

廊下には全然いない

「よし!行こっと!」

私は
屋上に続く階段を上っていった