(side隼斗)

本日、5月16日で。

俺は18歳になりました。

ついに結婚出来る年。

中学の頃までは、“結婚なんかどうでもいい”って思ってた。

でも、今は違う。

今、俺の目の前にいる女。

満奈が、俺の考え全てを変えさせてくれた。

満奈が好きだ。

愛してる。

いつか、俺の嫁にしたい。

“満奈と結婚したい”

次第に大きくなっていく俺の気持ち。

「隼斗大好きっ!」

あーっ、もうっ!

ホントに可愛すぎる。

俺は満奈にベタ惚れ。

「俺も好きだよ」

プロポーズするのは、もう少し後になるけど。

変わらず俺は満奈を愛し続けたい。

この先もずっと、一緒にいような。

そんな思いを込めて、キスを落とした。

「ヤるか」
「えっ、あたしお風呂入りたいんだけど・・・」
「じゃあ風呂でヤる?」
「それは嫌っ!」

我が儘な姫だな・・・。

「満奈の声が響いていいのになぁ~♪」
「・・・うぅ~っ」

真っ赤な顔をして俺を睨んだ。

全然怖くねぇ。

むしろ可愛いんだけど。

「・・・いいよ」

不意に、聞き落しそうなくらい小さな声が聞こえた。

「マジで?」
「だって、あたしもシたいし・・・」

さらっと俺の理性ぶっ飛ばす満奈は、ホントムカつく。

それから俺は、もう1度湯船につかった。

「んぁっ・・・」

風呂場中に響く満奈の声が、エロく聞こえる。