次の日の朝眠りから覚めるとすぐ隣に綾瀬の顔があった。 「っ…!」 うわああー!! 目覚めた瞬間目に入ったのはしっとりぷっくらとした唇。 それも、もう少しで触れてしまいそうなほどの距離。 …あたしが男だったらほっとかないのに〜 …って、こうみえて綾瀬は男なんだった。 そんなことは露知らず、当の本人は天使のような顔して眠っている。