「次」
地面に転がっている龍太郎を足で避けながら、翡翠が言う。
「うわ、使えねぇスペシャルバカ」
「フルボッコにもなってねぇ、一撃かよ」
「最短KO記録じゃね?」
生徒達が口々に言う。
「じゃあ私達の出番だね、葉也」
「ん」
龍太郎亡き後(死んでない)、このクラスの最後の希望はもう彼女達しかいない。
黒部姉弟。
双子ならではの連係プレーを見せてもらいたい所だ。
「二人掛けか?一向に構わんぞ」
無形の位で黒部の双子を迎え撃つ翡翠。
…校庭の木陰で、レーヴがZZZ…と居眠りしている。
その鼻ちょうちんが、パチン、と弾けた瞬間。
「いくよっ!」
「応!」
美葉と葉也は突っ込んだ!
どちらも翡翠のいない、明後日の方向へ。
「「「方向音痴キターッッッ!」」」
地面に転がっている龍太郎を足で避けながら、翡翠が言う。
「うわ、使えねぇスペシャルバカ」
「フルボッコにもなってねぇ、一撃かよ」
「最短KO記録じゃね?」
生徒達が口々に言う。
「じゃあ私達の出番だね、葉也」
「ん」
龍太郎亡き後(死んでない)、このクラスの最後の希望はもう彼女達しかいない。
黒部姉弟。
双子ならではの連係プレーを見せてもらいたい所だ。
「二人掛けか?一向に構わんぞ」
無形の位で黒部の双子を迎え撃つ翡翠。
…校庭の木陰で、レーヴがZZZ…と居眠りしている。
その鼻ちょうちんが、パチン、と弾けた瞬間。
「いくよっ!」
「応!」
美葉と葉也は突っ込んだ!
どちらも翡翠のいない、明後日の方向へ。
「「「方向音痴キターッッッ!」」」


