河原院 融は天神学園高等部1年。
茶道・華道に琴や舞いまで、平安貴族の嗜みなら何でもござれ。
超絶美形だが、どことなく妖しい雰囲気が強い為、微妙にモテない公家キャラである。
「ほれほれ、下がれ、下がれおろう」
手にした扇を畳み、ペシペシと龍太郎と荏月の頭を叩く融。
微妙にムカつく。
「ほんに、下賎な連中よのぅ…ほれ遡雫、そちも教室に戻るがよかろう」
「うん、ありがとう平家の人」
「いや、麿は平家では…」
「またねぇ、平家の人」
融の言い分も無視して、遡雫は柿ピーと共に教室に戻っていく。
「そこな下賎な連中、そなたらも早々に立ち去れ、ほれほれ蹴鞠キック」
「いてっ!」
「ケツ蹴るんじゃねぇよ!」
融に蹴られながら、龍太郎と荏月は渋々各々の教室に戻るのだった。
茶道・華道に琴や舞いまで、平安貴族の嗜みなら何でもござれ。
超絶美形だが、どことなく妖しい雰囲気が強い為、微妙にモテない公家キャラである。
「ほれほれ、下がれ、下がれおろう」
手にした扇を畳み、ペシペシと龍太郎と荏月の頭を叩く融。
微妙にムカつく。
「ほんに、下賎な連中よのぅ…ほれ遡雫、そちも教室に戻るがよかろう」
「うん、ありがとう平家の人」
「いや、麿は平家では…」
「またねぇ、平家の人」
融の言い分も無視して、遡雫は柿ピーと共に教室に戻っていく。
「そこな下賎な連中、そなたらも早々に立ち去れ、ほれほれ蹴鞠キック」
「いてっ!」
「ケツ蹴るんじゃねぇよ!」
融に蹴られながら、龍太郎と荏月は渋々各々の教室に戻るのだった。


